研究課題/領域番号 |
25380907
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
橋本 祐子 関西学院大学, 教育学部, 教授 (80228428)
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研究分担者 |
戸田 有一 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70243376)
渡邊 弥生 法政大学, 文学部, 教授 (00210956)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 公平観 / 道徳性発達 / 分配的公正 / 責任分配 |
研究成果の概要 |
本研究では、分配における子どもの公平観について、分配対象と年齢による違いを検討した。報酬と責任の両分配場面に適用できる分析枠組として4つの分配タイプ(均衡、均等、利己、利他)を考案した。幼稚園の年中児と年長児にインタビューした結果、どちらの場面でも、年長児は年中児に比べて利他タイプが多く、利己タイプが少なかった。両場面における分配タイプの一貫性については、年長児は一貫していた人数の方が多く、年中児はその逆だった。しかし、いずれも有意差がなかったことから、他者を配慮した分配や異なる場面に同じルールを適用する傾向が、発達あるいは個人差によるものなのかについて、年齢幅を広げて検討する課題が示された。
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