研究課題/領域番号 |
25380925
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
芦谷 道子 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (70452232)
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研究分担者 |
友田 幸一 関西医科大学, 医学部, 学長 (50164041)
土井 直 関西医科大学, 医学部, 准教授 (60288826)
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研究協力者 |
土井 直
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 聴覚処理障害 / 小児 / 評価 / 臨床心理的支援 / 教育的支援 / 聴覚処理検査 / 他覚的聴力検査 / 箱庭療法 / 心理的支援 / 環境調整 |
研究成果の概要 |
器質的な難聴を伴わない聴こえの問題をもつ聴覚処理問障害(APD: Auditory Processing Disorder)の小児に対し、医師と臨床心理士が心身両面からの評価と支援を試みた。多くの事例で問題は多軸にわたっており、心身にわたる多軸的評価と、多職種協働による支援システムの必要性が考察された。聴覚処理障害事例では補聴システムの利用や学校や家庭との連携による環境調整が有効であった。また多くは二次的に機能性難聴を併発しており、心理療法が有効であった。欧米におけるAPD評価支援システムの標準的確立をモデルに、日本においても特別支援教育への位置づけを踏まえた評価、支援の充実が望まれる。
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