研究課題/領域番号 |
25380946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東京経済大学 |
研究代表者 |
大貫 敬一 東京経済大学, 経済学部, 教授 (40146527)
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連携研究者 |
沼 初枝 立正大学, 心理学部, 教授 (70409564)
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研究協力者 |
佐藤 至子 仁愛大学, 大学院, 教授 (10511412)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ロールシャッハ・テスト / 人間表象反応 / 対象関係 / 発達評価 / 把握型 |
研究成果の概要 |
最初に、対象関係発達評価尺度であるMOAを日本人被検者の反応例を加えて日本版のガイドラインに改良した。 片口(1960)は日本人は場の雰囲気に敏感であると指摘した。この傾向が現代の日本人にも当てはまるかどうかロールシャッハ・テストの反応領域を研究した結果、現代日本人成人においても、分析的・現実的なものの見方ではなく周りの世界を全体として捉える傾向があることがわかった。 ロールシャッハ・テストにおける人間を表象する反応は、内的な対象関係や情緒を反映する。臨床群の被検者を非患者成人と比較すると、成熟した人間関係を持つ潜在的な能力は有しているものの現実的な人間関係を妨げる要因があることがわかった。
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