研究課題/領域番号 |
25380962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
松田 真理子 京都文教大学, 臨床心理学部, 准教授 (40411318)
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連携研究者 |
山路 有紀 京都文教大学, 学生相談室, 専任カウンセラー (50460746)
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研究協力者 |
生田 孝 聖隷浜松病院, 精神科, 部長
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 未治療期間短縮(DUP) / アットリスク精神状態群(ARMS) / 心理面接 / 自我親和的症状 / 自我違和的症状 / 幻覚 / 前駆症状 / 被害関係念慮 / アットリスク精神状態群 / 未治療期間(DUP)短縮 / 妄想 / 心理的介入 / 症状との共生 / 未治療期間(DUP)短縮 / 精神病未治療期間短縮 / 精神病顕在発症予防 / 自我親和的前駆症状 / リスク陽性者 |
研究成果の概要 |
2013年にPRIME-Screen日本語版を380名の大学生に施行したところ、リスク陽性者は153名であった。2015年は135名の大学生を対象に施行し、リスク陽性者29名のうち、同意のとれた10名に半構造化面接とバウムテスト、風景構成法を行ったところ、10名のうち、6名が精神科受診歴、服薬治療歴があった。「被害関係念慮」は未治療群も治療群も自我違和的体験であり、「自己不全感」は未治療群には自我違和的体験であるが、治療群は自我親和的体験であり、「現実検討能力低下」は両者にとって自我親和的体験であった。治療経過に伴い幻覚と共生していく術を身につけ、幻覚が自我親和的なものに変容した可能性もある。
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