配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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研究成果の概要 |
ヒトと同様に, 鳥類など多くの動物にとって, 視覚情報の高速逐次処理は環境適応に必須である。実験1では, ハトにも適用可能な高速逐次視覚呈示法を開発した。2つの鳥画像のどちらか1つ(標的刺激T)と, 他の多様な鳥画像(妨害刺激D)からなる刺激系列が高速呈示された後, どちらのTだったかの弁別が求められた。一連の実験によって, 1)Tの処理に約80ミリ秒の呈示時間を要す, 2)処理が完了した後は, Tの記憶は直後のDによって妨害されない, 3)処理完了前に妨害刺激が出現すると, 以後の処理が中断される, 4)Dの替わりにブランクをT直後に挿入すると, Tの処理が持続されることなどが示された。
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