研究課題/領域番号 |
25381005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
吉村 敏之 宮城教育大学, 教育学研究科高度教職実践専攻, 教授 (80261642)
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研究分担者 |
本田 伊克 宮城教育大学, 教育学研究科高度教職実践専攻, 准教授 (50610565)
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連携研究者 |
本間 明信 宮城教育大学, 名誉教授 (70106748)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 授業記録 / 教員文化 / 玉村小学校 / 『草原』誌 / 島小学校 / 船戸咲子 / 斎藤喜博 / 表現力 / 岸智 / 授業研究 / 『草原』 / 教師教育 / 『教育論叢』 / 瀬川頼太郎 / 群馬県玉村小学校 |
研究成果の概要 |
授業記録の作成によって日本の教師が力量を培った事実を、実例で示した。1930年代の群馬県玉村小学校の『草原』誌と1950年代の島小学校の『島小研究報告』は、ともに、教師が学級の子どもの姿を描き、実践を省察した記録である。玉村小学校での学習指導法研究を担った斎藤喜博が、校長として11年間にわたる「島小教育」を推進した。「授業の創造」を先導した船戸咲子は、教室の記録を毎日書き続けることにより、子どもと教材をとらえる力が高まった。子ども一人ひとりが他の子とかかわりながら自分を表現できるよう、学級を学習集団として組織した。記録を書くことで、斎藤の創った授業の原理と方法が、船戸に継承され、深化した。
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