研究課題/領域番号 |
25381057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 志學館大学 |
研究代表者 |
有松 しづよ 志學館大学, 人間関係学部, 准教授 (70623437)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 植民地朝鮮 / 錬成 / 大和塾 / 朝鮮人不就学学齢児童 / 国語講習会 / 修練 / 朝鮮人高等女学校生徒 / 軍国の母 / 朝鮮 / 皇国臣民 / 浮浪児 / 総力戦 / 京畿道 / 練成 / 児童 / 教員 / 教員養成 / 国民学校 / 不就学 / 不就学学齢児童 / 保護観察対象者 / 授産事業 / 総力戦体制 / 内地 / 皇民化 / 朝鮮人母親の「皇国臣民」化 / 「軍国の母」教育 / 家政科の新設 / 学徒動員 |
研究成果の概要 |
日本が朝鮮統治における喫緊課題とし、推進した朝鮮人の女性や貧困層の不就学児童に対する「皇国臣民の錬成」の目的と内容の一端を明らかにした。女性については近い将来に母となる高等女学校生徒に対する「修練」に、児童については保護観察所の外郭団体「大和塾」における「国語講習会」に注目して考察した。高等女学校では新設された家政科に求められていた家政全般の習得に、実践による日本的趣や日本的生活、「国語」習得を併せた「修練」が「軍国の母」育成を目的に行われていた。不就学児童に対する「国語講習会」では「国語」習得に勤労や軍事援護、地域奉仕等の実践を加えた「錬成」が不良化防止と徴兵への情操を目的に実施されていた。
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