研究課題/領域番号 |
25381119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岡本 智周 筑波大学, 人間系, 准教授 (60318863)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 歴史教科書 / ナショナリズム / 共生 / 社会統合 / 社会意識 / 歴史教育 / 多文化教育 / 共生社会 |
研究成果の概要 |
本研究は、2010年代の日米の歴史教科書の内容分析を行い、そこにナショナリズムがいかに表現され、共生概念とはどのように関連付けられているのか、あるいは差異化されているのかを探索した。また併せて、多文化教育論・多文化社会論の動向の把握と分析、並びにナショナリズムと共生に関する社会意識の探索を行った。 学校教育は国民統合の装置であるという点においてナショナリズムを帯びるが、近年の社会的多様性の高まりのなかでは、より広く共生を促す場ともなっている。両概念の接続の理路を析出することによって、学校歴史教育を通して伝達される社会統合の論理の今日的様相を明らかにすることを、本研究の目的とした。
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