研究課題/領域番号 |
25381140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 上智大学 (2015-2016) 大妻女子大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
酒井 朗 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (90211929)
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研究分担者 |
保坂 亨 千葉大学, 教育学部, 教授 (30173579)
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研究協力者 |
林 明子
重 歩美
土岐 玲奈
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高校中退 / 教育における排除と包摂 / 包摂的学校文化 / 中退防止の取り組み / 私立通信制高校 / 学校文化 / 教育の市場化 / 通信制高校 / 教育困難校 / 生徒就学支援センター / 高校非進学 / 高校中退対策 / 定時制高校 / 地域連携アクティブスクール / 単位制高校 / レジリエンス / 生活保護世帯 / 子どもの貧困 |
研究成果の概要 |
社会的排除と包摂の観点から、高校中退の実態と中退のおそれのある生徒を高校教育に留めておくための取り組みの現状を明らかにした。はじめに、教育困難校における中退の実態調査と生活保護世帯の子どもの中退の状況を精査した。次に、沖縄県の中退防止の取り組みと私立通信制高校の転入学支援の取り組みについて検討した。前者は包摂的な学校文化を醸成することで生徒を支援しているのに対して、後者は市場化された形へと学校文化を変容させるものであり、経済的に困難な世帯の生徒にはかなりの制限がかけられている。最後に、社会的排除と社会的包摂の観点から、現代の生徒が直面している困難について理論的に考察した。
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