研究課題/領域番号 |
25390018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 東京工科大学 (2014-2015) 首都大学東京 (2013) |
研究代表者 |
西尾 和之 東京工科大学, 工学部, 教授 (00315756)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アノード酸化 / 貴金属 / 多孔質構造 / ナノマテリアル / 材料化学 / 電気化学 / 多孔質皮膜 / 金 / 酸化金 |
研究成果の概要 |
カルボン酸水溶液中で金のアノード酸化挙動を確認したところ,しゅう酸水溶液では金の多孔質皮膜が得られるのに対し,クエン酸水溶液中では金酸化物の多孔質皮膜が成長し,その細孔構造が非常に微細であることがわかった.また,酸化皮膜は不安定であり,大気中で自発的に金のナノスケール多孔質皮膜に還元されることがわかった.金多孔質皮膜の平均細孔径は約7nm,比表面積は約60gcm-2であった.一方,硫酸水溶液をはじめとした無機酸及び無機酸塩の水溶液中では,皮膜中に有機物を含まない金酸化物の多孔質皮膜が得られる事,アノード酸化後のカソード還元によって迅速に金多孔質皮膜が得られることが確認された.
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