研究課題/領域番号 |
25390021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
坂東 俊治 名城大学, 理工学部, 教授 (20231540)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ナノチューブ / 酸化物 / 光電変換 / グラフェン / 太陽電池 |
研究成果の概要 |
亜鉛をドープした酸化鉄ナノチューブを作製し,温度に対する構造安定性と光学的バンドギャップの評価を行った.その結果,亜鉛ドープ酸化鉄ナノチューブはマグネタイト構造を有し約300℃まで安定であり,バンドギャップを2.0eVまで狭くすることができた.亜鉛ドープをしない酸化鉄ナノチューブとCH3NH3PbI3,P3HTを用いて光電変換セルを作り,波長400nm における分光感度を40%まで高め,かつ,600nmにおいても10%に迫る値を得ることに成功した.しかし,グラフェンを電極として特性を調べるまでには至らず,同じ炭素系材料のカーボンナノチューブ薄膜の作製に関する基礎データを得るにとどまった.
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