研究課題/領域番号 |
25390031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
瀧川 順庸 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70382231)
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研究協力者 |
松井 功
川勝 智
森 宏樹
小倉 悠
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電解析出法 / ナノ結晶材料 / バルク / 延性 / 結晶成長 / 粒界偏析 / バルクナノ結晶材料 / Fe基合金 / 配向 / Fe-Ni合金 / 高強度 / 高延性 |
研究成果の概要 |
電解析出法によるバルクナノ結晶Fe-Ni、Fe-Ni-C、Fe-Mn合金の作製を行った。Fe-Ni合金では、強度1.5GPa、伸び15%の高強度・高延性材料の創製に成功した。この材料の延性は、結晶成長モードと欠陥形成に関連する(200)配向度と粒界脆化に関連するS濃度で記述されることが明らかになり、延性予測式を構築した。さらに、(200)配向度の向上とS濃度低減プロセスを開発し、強度1.5GPa、伸び24%の材料創製に成功するとともに、延性予測式の妥当性を実証した。また、プロピオン酸添加による粒界自由体積を緩和した高硬度Fe-Ni-C合金、欠陥およびき裂のないFe-Mn合金の作製にも成功した。
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