研究課題
基盤研究(C)
本研究では100kbpを超える長鎖DNAを対象とし、蛍光顕微鏡によるDNAの高次構造変化の単一分子観察法を活用して以下のような成果が得られた。1.直鎖型、分岐型、さらに環状構造を有するポリアミン誘導体によって引き起こされるDNAの高次構造変化を調べたところ、DNAに対する凝縮力は、ポリアミン構造に依存して顕著に異なることが明らかとなった。2.光励起やガンマ線及び超音波によって引き起こされるDNA二重鎖切断に対するアスコルビン酸の抑制作用を定量的に比較したところ、超音波照射による二重鎖切断は物理的せん断によるもので、アスコルビン酸のような活性酸素消去剤では抑制効果がないことが明らかとなった。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
ChemPhysChem
巻: 17 号: 4 ページ: 471-473
10.1002/cphc.201500988
ChemBioChem
巻: 16 号: 12 ページ: 1811-1819
10.1002/cbic.201500121
Chemical Physics Letters
巻: 638 ページ: 205-209
10.1016/j.cplett.2015.08.054
J.Bacteriol.
巻: 196 号: 10 ページ: 1866-1876
10.1128/jb.01515-14
Biophysical Journal
巻: 105 号: 4 ページ: 1037-1044
10.1016/j.bpj.2013.07.025
PLOS ONE
巻: 8 号: 10 ページ: e75622-e75622
10.1371/journal.pone.0075622
Applied Physics Letters
巻: 103 号: 6 ページ: 63705-63705
10.1063/1.4818125
http://www.ritsumei.ac.jp/lifescience/skbiot/imanaka/HPindex.html