研究課題/領域番号 |
25390049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
本多 善太郎 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (30332563)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 炭素材料 / 磁性材料 / フタロシアニン / 有機磁性 / 強磁性体 / 磁性体 / 高キュリー温度 |
研究成果の概要 |
様々な方法でフタロシアニン重合体を合成し、その構造と磁性を調査した。ビルディングブロックに高塩素化フタロシアニン、カップリング剤にカリウムを用いるとフタロシアニン基炭素材料(PBCM)が得られた。構造解析の結果、PBCMの構造は窒素配位金属核がうめ込まれたグラファイト状炭素であった。興味深いことに鉄、コバルトPBCMは室温で自発磁化を示した。さらに塩化銅、シアノフタロシアニン、シアノベンゼンの真空加熱により環共有型フタロシアニン重合体を合成し、X線回折法によりその高秩序2次元シート構造を確認した。これらの磁性フタロシアニン重合体はスピントロニクス等への応用が期待される。
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