研究課題/領域番号 |
25390066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
結晶工学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2014-2016) 名古屋大学 (2013) |
研究代表者 |
金 秀光 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 特別助教 (20594055)
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連携研究者 |
山本 尚人 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (60377918)
鳥養 映子 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (20188832)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | スピン電子 / 超格子 / 歪み補償超格子 / スピン緩和 / 注入 / スピン寿命 / スピン偏極度 / 欠陥 / スピン注入 / スピン情報 / 歪み超格子 |
研究成果の概要 |
申請者はSi、Ge材料への注入を目指して、新しいGaAs/GaAsP歪み補償超格子構造の設計、作製を行った。今までの歪み超格子構造では超格子の井戸層のみに歪みを印加することに対して、歪み補償構造では井戸層と障壁層にそれぞれ同じ大きさで、逆方向の歪みを導入する。そのため、各層には歪みを印加したまま、超格子全体の歪み量はゼロになり、超格子の品質の向上ができる。新しく作製したGaAs/GaAsP歪み超格子構造では欠陥の低下や、界面の急峻性の向上が確認された。その結果、世界最高である92%のスピン偏極度の電子ビームの生成、注入に成功した。
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