研究課題/領域番号 |
25390110
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマエレクトロニクス
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
林 信哉 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (40295019)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 酸素プラズマ / 活性酸素種 / 成長促進 / 抗酸化活性 / 遺伝子発現解析 / 植物成長促進 / チオール化合物 / 転写活性化 / 炭素固定 / 植物成長促進メカニズム / 種子 / プラズマ-生体相互作用 / ドーズ量 / ケミカルインジケータ |
研究成果の概要 |
酸素プラズマ中の活性酸素を植物種子に照射することにより,成長した植物の抗酸化活性の向上と成長促進効果が得られることが明らかとなった.大気圧バリア放電酸素プラズマ中で60分間程度処理を行った植物種子を栽培した結果,約1.6倍程度成長が加速することが分かった.シロイヌナズナ種子の遺伝子発現解析を行ったところ,活性酸素により光合成に関係する酵素が活性化した結果,炭素固定プロセスからTCA回路に至るまでの一連の反応が促進しており,その結果成長が促進されることが明らかとなった.同時に,抗酸化遺伝子の発現により種子内で抗酸化物質が産生されることが分かった.本成長促進効果は次世代には継承されなかった.
|