研究課題
基盤研究(C)
感染症流行の基本再生産数とその派生指標を時間変動環境で計算する方法を発展させるとともに,周期的環境におけるエンデミック閾値現象を解明した。またケルマック・マッケンドリック再感染モデルを構造化個体群モデルとして再定式化して、その数学的構造を明らかにするとともに、劣臨界分岐の存在条件を示し、無症候性感染や非臨床的感染の存在が劣臨界における流行を維持する可能性を明らかにした。体内におけるウィルス感染モデルによって、細胞間直接感染が体内のウィルス増殖に大きく寄与していることや、特定のHIVウィルスがパンデミックとなった要因としてある種のウィルスタンパク(HIV-1Vpu)の役割を定量的に明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (13件) (うち招待講演 9件) 図書 (2件)
Josai Mathematical Monographs
巻: 9 ページ: 105-133
eLife
巻: 4 ページ: 1-16
10.7554/elife.08150
120005997708
Scientific Reports
巻: 5 号: 1 ページ: 12256-12256
10.1038/srep12256
120005774579
SUT Journal of Mathematics
巻: 50(2) ページ: 205-245
120006397889
Math. Biosci. Eng.
巻: 11(2) 号: 2 ページ: 363-384
10.3934/mbe.2014.11.363
Theor. Biol. Med. Modelling
巻: 11:5 号: 1 ページ: 1-14
10.1186/1742-4682-11-5
Mathematical Population Studies
巻: 21 号: 2 ページ: 95-111
10.1080/08898480.2014.891905
MI Lecture Note, 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所
巻: 60 ページ: 50-58
巻: 11:5 ページ: 1-14
Journal of Mathematical Analysis and Applications
巻: (掲載確定) 号: 2 ページ: 477-492
10.1016/j.jmaa.2013.01.044