研究課題
基盤研究(C)
太陽彩層での像分光を実現する新しい狭帯域チューナブル・フィルターを開発した。このフィルターは高速チューニング(約0.1秒)を実現し、機械駆動(油層)を排除し、広波長域(510-1100nm)をカバーする。このフィルターを用い2015年1月に中国雲南省1m真空太陽望遠鏡で高解像度の太陽フレアや彩層微細構造のデータを取得した。一方、狭帯域チューナブル・フィルターと組み合わせて用いるイメージング偏光解析装置を開発してきた。この装置は回転波長板を用いた彩層マグネトグラフ(通称:Chro-Mag-Ro)と名付けた。このChro-Mag-Roを用いて、2016年1月に活動領域の円偏光分布を観測した。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 2件)
The proceedings of the Coimbra Solar Physics Meeting 2015
巻: 印刷中
Advances in Optical and Mechanical Technologies for Telescopes and Instrumentation
巻: 9151 ページ: 8-8
10.1117/12.2055728