研究課題/領域番号 |
25400297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小川 洋 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (20374910)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 暗黒物質 / 低放射能環境 / ラドン / 吸着 / キセノン / フィルター / 低バックグラウンド技術 / キセノン純化 |
研究成果の概要 |
液体キセノンは、暗黒物質探索など、低エネルギー、超低バックグラウンド実験用シンチレータとして広く用いられている。本研究は、液体キセノン検出器におけるさらなる低バックグラウンド環境の達成のために、キセノン中からの放射性ラドンの除去を目指した。そのために低バックグラウンドラドン検出器の開発およびラドン除去試験を実施した。その結果、ラドン検出器については従来の10分の1程度の低バックグラウンド化に成功した。また、キセノンの低温における循環のための熱交換機構の開発も行った。活性炭に代わるラドン吸着剤の選定までには至らなかったものの、より効率的なラドン除去システムを開発するための道筋をつけた。
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