研究課題/領域番号 |
25400322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
古賀 幹人 静岡大学, 教育学部, 教授 (40324321)
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研究分担者 |
松本 正茂 静岡大学, 理学部, 教授 (20281058)
楠瀬 博明 明治大学, 理工学部, 准教授 (00292201)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 量子ドット / 近藤効果 / スピン電荷制御 / 誘起電気分極 / マルチフェロイックス / アハラノフ・ボーム効果 / マルチフェロイクス / 量子臨界点 |
研究成果の概要 |
量子ドットと呼ばれる人工原子を三角形状に組み合わせた量子ドット構造体について、近藤効果という量子力学の効果を利用したスピン電荷制御の可能性を調べた。これは磁場によって電気分極を制御するマルチフェロイックスという視点をナノテクノロジーに導入するという点で新しい試みである。 主な研究成果として、(1)2つの量子状態の競合を利用した誘起電気分極の反転制御、(2)磁場による誘起電気分極の振動パターンの制御、(3)三角形ループ形状に由来する分子軌道による近藤効果を利用した誘起電気分極の反転制御など、近藤効果に関する研究の新たな領域を開拓した。
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