研究課題/領域番号 |
25400344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
多々良 源 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, チームリーダー (10271529)
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研究協力者 |
柴田 絢也 東洋大学, 理工学部, 准教授 (20391972)
竹内 祥人 青山学院大学, 理工学部, 助教 (80738328)
河野 浩 名古屋大学, 理学部, 教授 (10234709)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | スピン電荷変換 / スピン流 / 電磁交差相関 / メタマテリアル / スピン軌道相互作用 / スピン起電力 / スピンBerry位相 / モノポール / スピンBerry位相 |
研究成果の概要 |
スピントロニクスにおいて基本的技術となるのはスピン流と他自由度との変換である。本研究ではスピン流と電流や光などとの変換メカニズムの微視的視点からの理論的解明を進め以下の成果を得た。まず、スピン軌道相互作用を用いたスピン流から電流への変換は電子スピンにはたらく有効電磁場が引き起こしていることを示した。この電磁場はモノポールももつ物質に特有のものである。次にこの有効電磁場が作る電子の流れがドップラー効果により、光応答において入射方向により透過率が変化する方向二色性を生み出していることを明らかにした。また、温度勾配によって生じる輸送現象を記述する熱ベクトルポテンシャル理論の定式化をおこなった。
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