研究課題/領域番号 |
25400348
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
渡辺 忠孝 日本大学, 理工学部, 准教授 (70409051)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | フラストレーション / スピネル / 超音波 / 弾性異常 / スピン分子 / 軌道整列 / 軌道揺らぎ / バナジウムスピネル / 軌道グラス状態 / 遍歴電子磁性体 / フェライトスピネル / スピン分子励起 / スピン・軌道励起 |
研究成果の概要 |
本研究では、幾何学的フラストレート系スピネル化合物を研究対象として、主として超音波音速測定により新奇な磁気揺らぎおよび磁気励起の研究を行った。その結果、スピンフラストレート系スピネルZnFe2O4および軌道縮退系フラストレートスピネルMgV2O4の研究において、特に顕著な研究成果を得た。 ZnFe2O4の超音波音速測定による研究では、フラストレーションの低温での増強を示唆する弾性異常の観測に成功した。 MgV2O4の超音波音速測定による研究では、軌道揺らぎと局所スピン励起の共存を示唆する弾性異常と、格子乱れによるフラストレーションの増強を示唆する弾性異常の観測に成功した。
|