研究課題/領域番号 |
25400352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
西嵜 照和 九州産業大学, 工学部, 准教授 (90261510)
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研究分担者 |
佐々木 孝彦 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20241565)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 導電性高分子 / 電気伝導 / 走査トンネル顕微鏡 / ナノ構造 / 低温 / 高分子構造・物性 / 低温物性 / 走査プローブ顕微鏡 / 電気抵抗 / 強磁場 |
研究成果の概要 |
導電性高分子ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)/ポリ(4-スチレンスルホン酸) (PEDOT/PSS)の電気伝導機構を調べるために,エチレングリコールを添加した膜の極低温電気抵抗測定と走査トンネル顕微鏡(STM)測定を行った.その結果,エッジキャスト法で作製した膜では,電気抵抗率は~1mΩcm程度の小さな値を示し,異方性2.2程度の配向効果が得られた.STM測定の結果,膜は繊維状の微細構造(幅~3nm)を示し,繊維の方向に電気伝導度が向上することが分かった.これに対し,ドロップキャスト膜やスピンコート膜ではランダムな粒状構造(20-40 nm)を示し配向は観測されなかった.
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