研究課題/領域番号 |
25400354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤田 伸尚 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (70431468)
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連携研究者 |
高倉 洋礼 北海道大学, 工学研究科, 准教授 (30284483)
蔡 安邦 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90225681)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 準結晶 / 近似結晶 / クラスタ / カノニカルセル / 準周期タイリング / アルミ合金 / X線回折 / 電子線回折トモグラフィ / 構造解析 / X線回折 |
研究成果の概要 |
準結晶の発見から30余年、その構造は依然として十分に解明されておらず、物質科学における難問の一つとして残されている。本研究では、アルミ基正二十面体準結晶の構造を実験と理論の両面から明らかにするため、準結晶と局所的に類似した構造を持つ新しい近似結晶を探索し、その構造をX線回折法を用いて調べることにより準結晶の構造に関する新しい知見を得ようと試みた。その結果、新しい近似結晶を複数発見することに成功し、その構造が二種類のクラスタによる空間充填構造として理解できることを示した。また、準結晶におけるクラスタ配列を表す新しい理論モデルを提案した。
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