研究課題/領域番号 |
25400369
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 公益財団法人豊田理化学研究所 |
研究代表者 |
三宅 和正 公益財団法人豊田理化学研究所, フェロー事業部門, フェロー (90109265)
|
研究分担者 |
鶴田 篤史 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40397716)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 量子臨界価数転移 / 原子価スキッピング / 電荷移動ゆらぎ超伝導機構 / スピンゆらぎ超伝導機構 / 重い電子系 / スピン3重項超伝導 / カイラル超伝導 / 2チャンネルアンダーソン格子モデル / 価数転移臨界現象 / バレンススキッピング / 価数移動超伝導機構 / 電気4極子ゆらぎ超伝導機構 / 電荷移動超伝導機構 / 価数転移 / 銅酸化物高温超伝導体 / Sr_2RuO_4 / 電荷近藤効果 |
研究成果の概要 |
超伝導の電荷移動ゆらぎ機構と深く関係する量子臨界価数ゆらぎの物理は、Ybを含む準結晶でも重要であるなど、予想以上に遍在的であることが実験的に分かってきたが、これらの事実を包括的に理解する理論を構成した。 電気4極子ゆらぎ超伝導機構の可能性が示唆されている、Pr-1-2-20系物質のノーマル状態で観測される非フェルミ液体的な種々の異常物性を、Pr+3イオンのもつ4極子自由度の効果を取り込んだ「2チャンネルアンダーソン格子モデル」にもとづいて統一的に説明した。 ESP 状態のスピン3重項状態では、準粒子状態密度のエネルギー依存性を考慮すると、自発的にスピン磁化が誘起されることを理論的に示した。
|