研究課題/領域番号 |
25400371
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 大阪大学 (2015) 鳥取大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
長柄 一誠 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (10135676)
|
連携研究者 |
小谷 岳生 鳥取大学, 大学院工学研究科, 教授 (60283826)
石河 孝洋 大阪大学, 基礎工学研究科, 特任助教 (40423082)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 金属水素 / 超高圧縮固体 / 計算物理 / GW近似計算 / 金属転移圧 / GW近似 / バンド計算 / GW近似 / バンド構造 / 構造探索 / 軽元素 |
研究成果の概要 |
200GPaから400GPaで実現可能性の高い構造に対し、GW計算を行い圧縮水素の金属転移圧の予測値を求めた。結果をエンタルピー比較から得られるそれぞれの構造の出現圧力領域と照らし合わせると、280GPa以下では非金属状態のC2/c-24構造をとり、約280GPaでCmca-12構造へと転移するが、Cmca-12構造は280GPaではすでに金属状態となっている。Cmca-12構造は380GPaまで続き、Cmca-4構造へと転移する。Cmca-4構造はバンドギャップのないバンド構造で、常に金属状態である。結局、水素の金属転移は280GPa付近でCmca-12構造への転移により実現される。
|