研究課題
基盤研究(C)
これまでに開発してきた交流法熱量計を改良し,10GPaまでの比熱の絶対値測定可能な熱量計を開発した。擬カゴメ格子系YbAgGeの磁気転移温度は,AgをAuで部分置換すると近藤温度が上昇するにも拘らず,磁気転移温度は上昇した。これらのことは,Auで置換することによる局所格子歪によって磁気フラストレーションが部分的に緩和したことを示唆する。また,TN=4.2 Kで反強磁性転移する三角格子系YbCuGeにおいて,三角格子が変形するa軸方向に0.15 GPaまで加圧した場合,TNは4.5 Kまで上昇した。この結果は常圧下で既に磁気フラストレーションによってTNが抑制されていることを示唆する。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件)
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