研究課題/領域番号 |
25400383
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 広島工業大学 |
研究代表者 |
安塚 周磨 広島工業大学, 工学部, 准教授 (80382034)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 異方的超伝導 / 超伝導ギャップ / 磁束フロー抵抗 / 電子相関 / スピン揺らぎ / 電荷揺らぎ / 異方的超伝導体 |
研究成果の概要 |
クーパー対の対称性(超伝導ギャップ構造)に関する研究は,極低温下での比熱や熱伝導率の磁場方位依存性を手段として調べられてきた。しかし,多くの非BCS超伝導体が圧力下の量子臨界点で出現するため,実験的解明は困難を極めていた。本研究では擬二次元d波有機超伝導体に対して,圧力下でも測定が容易な磁束フロー抵抗測定に注目し,磁束フロー抵抗測定が超伝導ギャップ構造を探るのに有効なプローブになり得るか,その可能性を実験面から検証した。実験の結果,二次元性が強い系では超伝導ギャップ構造を反映した磁場方位異方性を示すのに対し,三次元性が強い系ではフェルミ面の異方性を反映することが分かった。
|