研究課題/領域番号 |
25400392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
押川 正毅 東京大学, 物性研究所, 教授 (50262043)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 量子多体系におけるエンタングルメント / 量子反強磁性体 / エンタングルメント・スペクトル / 朝永・ラッティンジャー流体 / 場の理論 / 量子異常 / 相の分類 / 対称性による保護 / エンタングルメント / トポロジカル相 / 量子スピン系 / 量子ホール状態 / 国際研究者交流 / 量子エンタングルメント / 朝永・ラッティンジャー液体 / バレンス・ボンド / 国際情報交換 アメリカ合衆国 / 国際研究者交流 フランス |
研究成果の概要 |
エンタングルメントなどの新しい概念に基づく、ギャップの開いたトポロジカル相の分類の近年における進展をふまえて、ギャップレスな量子相の分類に関する新たな概念を構築した。たとえば、量子スピン系の基底状態におけるバレンスボンド分布が基底状態の性質を反映した普遍的なスケーリングを示すことを数値的・解析的に示した。さらに、2つの結合した朝永・ラッティンジャー流体の間のエンタングルメント・スペクトルを数値的・解析的に求め、特にギャップが部分的に閉じている場合、エンタングルメント・スペクトルに運動量の平方根に比例する特異な分散関係が出現することを見出した。
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