研究課題/領域番号 |
25400398
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
矢崎 太一 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20144181)
|
連携研究者 |
上田 祐樹 東京農工大学, 工学研究科, 准教授 (00447509)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 同期現象 / 振動抑制 / 熱音響振動 / 音響強度 / 共鳴管のQ値 / Thermoacoustics / Sound Synchronization / Amplitude Death / Sound Intensity / Bifurcation / Nonlinear Acoustics / Sound Source / Heat Engine |
研究成果の概要 |
我々は同期現象に対してある疑問を持っている。同期を維持しているエネルギー源が何処にあるかという素朴な疑問だ。同期現象のように複数の振動子が存在するときはエネルギー源は自明ではない。熱音響振動と呼ばれた気柱自励振動系でこの問題を実験的に明らかにする。 温度勾配によって励起された気柱自励振動に周期的外力を加え強制同期現象を実現した。音響強度を測定することにより同期振動を維持しているエネルギー源(音源)がどこにあるかを明らかにした。たとえ小振幅外力が自励振動を引き込んでも,あるいは大振幅外力が自励振動を抑制しても音源は外力ではなく自励振動を維持している温度勾配にあることが実験的に明らかになった。
|