研究課題/領域番号 |
25400407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
田崎 晴明 学習院大学, 理学部, 教授 (50207015)
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研究分担者 |
田中 彰則 有明工業高等専門学校, 准教授 (80274512)
桂 法称 東京大学, 理学系研究科, 准教授 (80534594)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 数理物理 / 量子多体系 / 強相関電子系 / ハバード模型 / 金属強磁性 / マヨラナ端状態 / 朝永・ラッティンジャー液体 / 磁気秩序 / トポロジカル相 / 正弦 2 乗変形 / エンタングルメントエントロピー / 超伝導 / マヨラナフェルミオン系 / キンク解 / 緩和現象 / 冷却原子系 / ボース・ハバード模型 |
研究成果の概要 |
強く相互作用する量子多体系において非自明な秩序や相構造を解明すること、既存の方法を応用するだけでなく物理的視点に基づいた新たな数理的手法を開拓することを目指して研究を進めた。特に「単一のバンド内の電子が強く反発し合うことで強磁性が出現する」という物理的にもっとも自然な状況を反映したハバード模型で金属強磁性の発現を厳密に証明したことは特筆すべき成果である。この研究では数理的にも新しい証明方法を提案した。他に、ギャップのない多バンドハバード模型での強磁性、いくつかの強相関電子系でのマヨラナ端状態、平坦バンドのあるボース・ハバード模型での朝永・ラッティンジャー液体などについて成果を挙げた。
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