研究課題/領域番号 |
25400413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
阿久津 典子 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (40167862)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ファセット化したマクロステップ / 表面張力 / 1次元ボーズ粒子系 / 密度行列繰り込み群 / 積波動関数繰り込み群 / 結晶微斜面 / モンテカルロ計算 / 統計熱力学 / 点型引力系1次元準非貫通型ボゾンの凝縮 / 結晶の表面(界面)張力 / ステップ・ファセティング / SiCの溶液成長 / マクロステップの高さプロファイル / 結晶成長抑止 / 頂点模型 / 表面自由エネルギー / 結晶の表面張力 / 1次元引力型ボーズ粒子系 / 基底状態エネルギー / ステップ・バンチング / 1次元引力型ボーズ粒子 / Si(111)面 / 1次元ボーズ粒子の凝集 / 結晶平衡形 / 不連続な表面張力 / 表面ダイナミクス / シェイプ・エクスポーネント / ドメインウォール / Si(111) |
研究成果の概要 |
(1) ステップ間に点型引力相互作用を持つ制限solid-on-solid(p-RSOS)模型の微斜面について、密度行列繰り込み群法により、表面張力の精密計算を行った。<111>方向に傾いた微斜面について、表面張力の不連続性と結晶の形、微斜面のモルフォロジーとの関係を明らかにした。引力の強さ、温度に関して網羅的に計算し、ファセッティング・ダイヤグラムを作成した。 (2)量子モンテカルロ法とは逆の考察:p-RSOS模型はT=0Kの1次元準非貫通型(QI)ボーズ粒子に写る。(001)面のラフニング温度以下に対応するQIボーズ粒子は、古典的に振る舞い、適当なパラメタで1次元の固相・液相になる。
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