研究課題
基盤研究(C)
本研究では、リン脂質と界面活性剤から成る人工小胞体であるハイブリッドリポソーム(HL)を生体膜のモデルとし、その動的静的構造を、中性子・エックス線小角散乱法、動的光散乱法などによって調査した。その結果、界面活性剤の比率が増えるに従って粒径が小さくなり、界面活性剤濃度を上げていくと、温度を変化させることでラメラ相へ転移することが判明した。これらのことから、HLの構造及びその安定性は界面活性剤の比率と共に温度も重要な要因であることが新たに示唆された。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件)
Phys. Rev. Lett.
巻: 115 号: 12
10.1103/physrevlett.115.127202
RADIOISOTOPES
巻: 64 ページ: 577-587
SCIENTIFIC REPORTS
巻: 4 号: 1
10.1038/srep06585
Langmuir
巻: 30 号: 50 ページ: 15127-15134
10.1021/la503992p
科学と工業
巻: 88 ページ: 96-96
40020013487
中性子科学会誌「波紋」
巻: 24 ページ: 206-209
130007510561
Journal of Physical Society Japan
巻: 82 Suppl. A