研究課題/領域番号 |
25400454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
小田 仁 岡山大学, 自然科学研究科, 名誉教授 (50127552)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | S波偏向異方性 / Ps 変換波 / P波レシーバ関数 / 地殻 / マントルウエッジ / Ps変換波 / 地震波減衰 / 西南日本 / S波スプリッティング / レシーバ関数 / 沈み込み帯 |
研究成果の概要 |
西南日本と東北日本の上部・下部地殻およびマントルウエッジのS波偏向異方性の地域的変化を,コンラッド面,モホ面,海洋プレート上面で発生したPs変換波のスプリッティング解析に剥ぎ取り解析を併用して調べた.その結果,両地域に共通して,上部地殻と下部地殻の異方性に違いが見られ,上部地殻の異方性は広域応力場に密接に関係していること,下部地殻の異方性は日本列島に沈み込む海洋プレートの運動の影響を受けている可能性があることが分かった.また,東北地方のマントルウエッジのS波偏向異方性は,前弧側で南北方向,背弧側で東西方向が卓越することを示した.
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