研究課題
基盤研究(C)
本研究は,大気の擾乱成分が,熱帯から亜熱帯にかけての気候システムにおいて果たす役割を明らかにすることを目的として実施した。北半球の夏季を中心に,対流と結合した混合ロスビー重力波の活動性と,季節スケールの降水や海面水温等の関係を整理した。亜熱帯ジェット上を伝播する総観規模のロスビー波は,熱帯から供給される水蒸気の輸送経路を変調し,鉛直流を誘起してジェットと共に変動する降水帯を形成することを明らかにし,気候予測評価の一視座を得た。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 1件)
J. Climate.
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130004719030