研究課題/領域番号 |
25400463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
安永 数明 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 教授 (50421889)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 積雲対流 / 熱帯季節内変動 / 赤道波 / 水蒸気変動 / 熱帯気象 |
研究成果の概要 |
本研究では、赤道波の種類毎に波と雲・降水との結合メカニズムがどう異なるかを、大気中の鉛直積算水蒸気量(可降水量)の変動に着目し、衛星観測データを利用しながら調べた。 波の伝搬に関して、水平移流が鉛直移流よりも重要な波(赤道ロスビー波、熱帯低気圧(TD)擾乱)と、逆に鉛直移流が水平移流よりも重要な波(慣性重力波、混合ロスビー重力波、ケルビン波)と、同程度に重要な擾乱(Madden-Julian 振動(MJO))に分類することができた。また水蒸気の維持に関して、放射加熱はいずれの波においても、水蒸気を維持する方向に働いているが、定量的には低周波数の波擾乱でより本質的に重要であることが明らかになった。
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