研究課題/領域番号 |
25400488
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
堀 利栄 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (30263924)
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研究分担者 |
小玉 一人 高知大学, 教育研究部, 教授 (00153560)
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研究協力者 |
池田 昌之 静岡大学, 理学研究科, 助教
ABRAJEVITCH Alexandra ロシア科学アカデミー テクトニクス, 地球物理研究所, Research Scientist
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 海洋酸性化 / T-J境界 / 中和 / 大量絶滅 / 放散虫 / 三畳紀末 / 三畳紀-ジュラ紀境界 / コノドント / end Triassic extinction / Acidic ocean |
研究成果の概要 |
過去の海洋酸性化の記録から, どのように海洋が元の状態へ復帰していったかを明らかにするため、本邦美濃帯犬山地域、秩父帯明浜地域、ニュージーランド・ワイパパ帯、トルコ・アンタルヤ地域の遠洋三畳系―ジュラ系境界層を学際的に検討した。その結果、三畳紀最末期の海洋酸性化の後、海洋中和過程を示唆する異常組成層準が発達し、微化石生物相の移り代わりが短期間(<10万年)に起こるという現象が汎世界的に識別され、海洋中和・回復過程に関する新たな知見が得られた。
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