研究課題/領域番号 |
25400489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
武藤 鉄司 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (70212248)
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連携研究者 |
関口 智寛 筑波大学, 生命環境科学研究科, 講師 (90400647)
佐藤 智之 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 研究員 (80555152)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 大陸棚 / オート層序学 / 非平衡応答 / デルタ / 沖積河川 / 分流チャネル / 水深 / 海水準変動 / 平衡河川 / 沖積 / 河川 / 河川平衡 / チャネル埋積速度 / チャネル移動速度 / 実験 / 移動境界 |
研究成果の概要 |
多サイクル海水準変動のもとで成長するデルタ性大陸棚系のオート層序学を水槽実験と幾何モデリングの手法により開拓し,それが示唆するマクロ堆積層序の一つの類型を明らかにした。海水準の上昇と下降が繰り返し起こると,デルタ性大陸棚系の非平衡応答それ自体が変遷し特定のパターンに落ち着く。大陸棚の成長は上昇期における非デルタ性海進の開始を早め,無堆積面を拡大させる。下降期には,デルタ上の沖積河川がオートジェニックな平衡状態を実現しやすくなる。多サイクル海水準変動のもとで大陸棚が成長する過程で,非デルタ性海進(上昇期)と海側へ延伸する平衡河川-デルタの前進(下降期)とが繰り返すだけの堆積層序へと収束する。
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