研究課題/領域番号 |
25400495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
上松 佐知子 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (50466661)
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研究分担者 |
丸岡 照幸 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (80400646)
指田 勝男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (60134201)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生層序 / 炭素同位体 / 硫黄同位体 / 古環境 / オルドビス紀 / 地球化学 / 岩相層序 / 地球化学的分析 / シルル紀 / マレーシア / コノドント / 筆石 / 同位体 |
研究成果の概要 |
本研究では古生物学的、堆積学的および地球化学的手法を用いてオルドビス紀末の古環境を復元し、この時期の生物大量絶滅事変を引き起こした環境変動について考察を行った。同時代末には急激な寒冷化が起きたことが知られているが、本研究地域でも堆積学的研究および炭素同位体比分析によって、寒冷化とこれに伴う海退イベントが確認できた。また硫黄と炭素同位体の比率から、環境の回復には比較的長い時間が掛かり、前期シルル紀を通じて気候は温暖期と寒冷期を繰り返しながら徐々に温暖化していったことが明らかになった。この環境変遷は堆積学的および微古生物学的観点からも支持される。
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