研究課題/領域番号 |
25400520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
前川 寛和 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50173696)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 蛇紋岩 / 蛇紋岩化作用 / 変成岩 / 藍閃石片岩相 / エクロジャイト相 / マリアナ / プレート沈み込み帯 / マリアナ前弧 / 低温高圧型変成作用 / トレモライト岩 / ピクライト / 蛇紋岩海山 / 神居古潭変成岩類 / 蛇紋岩メランジュ |
研究成果の概要 |
マリアナ前弧域には、マントル由来の蛇紋岩化したかんらん岩からなる蛇紋岩海山が数多く分布する。構成する蛇紋岩類は、蛇紋石鉱物の低温相(リザダイト/クリソタイル)が形成された後で高温相(アンティゴライト)がかんらん石およびディオプサイドと共に形成され、さらにその後、再び蛇紋石鉱物の低温相が安定になるという温度履歴を持つ。一方、海山に捕獲岩として含まれる苦鉄質岩類は、その変成鉱物の共生関係と鉱物組織から,地下深部にもちこまれエクロジャイト相程度の変成作用を受けた後に藍閃石片岩相の低温部に相当する変成作用を受けている。両者の熱履歴は調和的で,沈み込み帯内部での岩石類の移動を反映したものと考えられる。
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