研究課題
基盤研究(C)
合金化によるPt電極の燃料電池反応活性向上メカニズムを明らかにするため、任意組成のPt系合金単結晶を作製し、酸素還元反応活性を回転ディスク電極で評価するとともに、低速電子線回折(LEED)、低エネルギーイオン散乱(LEIS)、走査型トンネル顕微鏡(STM)を用いて原子分子レベルで電極表面の構造解析を行った。表面構造解析から、水素雰囲気下で加熱処理したPt-Co合金単結晶表面にはPtスキン層が形成することが明らかとなった。Pt-Co(111)電極の酸素還元活性はCo組成に強く依存し、単味Pt(111)に比べ、25倍以上の活性向上を示すことが明らかとなった。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (5件)
Electrochemistry Communications
巻: 67 ページ: 47-50
10.1016/j.elecom.2016.03.015
Electrochemistry
巻: 83 号: 2 ページ: 96-100
10.5796/electrochemistry.83.96
130004787078
http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/kenkyu/seika/seika.html
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_Index.Main