研究課題/領域番号 |
25410021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉田 紀生 九州大学, 高等研究院, 准教授 (10390650)
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連携研究者 |
中野 晴之 九州大学, 大学院理学研究院, 教授 (90251363)
渡邉 祥弘 九州大学, 大学院理学研究院, 助教 (20315055)
西山 桂 島根大学, 教育学部, 教授 (40283725)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 電荷移動 / FMO / 3D-RISM / 理論化学 / 構造揺らぎ / 溶媒効果 / DNA / 電子移動 / フラグメント分子軌道法 / 3D-RISM理論 / 線形応答理論 |
研究成果の概要 |
溶液内分子の電子状態理論である3D-RISM-SCF法の枠組みを拡張し,FMOと3D-RISM法の連成手法(FMO/3D-RISM法)を開発した。本手法は,3D-RISM-SCF法の枠組みを踏襲することで,解析的な1次微分を求めることができ,生体分子の構造揺らぎを取り扱うことが可能である。本手法をDNAのモデル系へ応用し,方法の妥当性を示した。 また,生体分子の構造揺らぎと溶媒和を記述することのできる分子動力学法と3D-RISM法の組み合わせ手法を,インフルエンザウイルスのノイラミニデースとその阻害剤であるタミフルをテスト系として,その相互作用の解析へ応用し,分子機構を明らかにした。
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