研究課題/領域番号 |
25410034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
一戸 雅聡 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (90271858)
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連携研究者 |
関口 章 筑波大学, 数理物質系, 教授 (90143164)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有機ケイ素化合物 / ケイ素ラジカル / 有機ゲルマニウム化合物 / ゲルマニウムラジカル / 常磁性化学種 / 高スピン分子 / 典型元素化学 / 有機ケイ素化学 / 高スピン化学種 / 有機典型元素化学 |
研究成果の概要 |
σ共役性を示すケイ素-ケイ素鎖(ジシラン)で二つのケイ素ラジカル部位を連結したテトラシラン-1,4-ジイル種の合成、単離、分子構造の決定に成功し、基底3重項であると決定した。また、ベンゼンの1,3位(メタ体)、または1,4-位(パラ体)に二つのゲルマニウムラジカル部位を連結した分子の合成、単離に成功し、ケクレ構造を描くことが出来ないメタ体は基底3重項分子であり、ケクレ構造を描くことが出来るパラ体はキノジメタン型基底1重項分子であるが、1重項-3重項エネルギー差が極めて小さいため、室温では3重項状態が支配的な熱平衡状態で存在することを明らかにした。
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