研究課題/領域番号 |
25410055
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
|
研究機関 | 阿南工業高等専門学校 (2015) 東京理科大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
大谷 卓 阿南工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (70339109)
|
連携研究者 |
柴田 高範 早稲田大学, 理工学部, 教授 (80265735)
松尾 司 近畿大学, 理工学部, 准教授 (90312800)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | チオフェン / 芳香族性 / 有機硫黄化学 / チオフェン1ーオキシド / チオフェン1ーイミド / オリゴチオフェン / チオフェン 1-オキシド / チオフェン 1-イミド |
研究成果の概要 |
チオフェンS-オキシド1やS-イミド2のジエン部位は、容易に[4 + 2]型の二量化反応を起こすため、室温で安定なチオフェンS-オキシドやS-イミドの合成には従来2つ以上の置換基の導入が不可欠であった。今回、3位にEMind基を有するチオフェン4の酸化により対応する一置換チオフェンS-オキシド5を熱的に安定な化合物として得ることに成功した。また、5に様々なアミドを縮合させることにより、熱的に安定な一置換チオフェンS-イミド 6 を得ることにも成功した。EMind基の炭素原子をプローブとして利用した温度可変NMRによって、それらの硫黄原子の反転エネルギーを決定することにも成功した。
|