研究課題/領域番号 |
25410061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
田邊 真 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (80376962)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 多核錯体 / ケイ素配位子 / パラジウム / 白金 / 平面共役 / プロトン化 / 反応場 / 可逆反応 / ケイ素 / 二次元共役 / ゲルマニウム / 異種金属 / 水素 / 二次元構造 |
研究成果の概要 |
平面構造を持つ多核錯体の研究は、二次元共役に由来する電子移動反応、小分子の活性化などユニークな化学特性を示すことが期待される。本研究では、パラジウム、白金と橋架けケイ素、ゲルマニウム配位子で構成された四核錯体が類例のない平面構造と電子密度の向上から特徴ある反応性を明らかにした。 具体的には、シリレン源を用いた改善法により、高収率高選択的な四核錯体の合成を確立した。プロトン化による金属骨格の構造変換、橋架けケイ素配位子の同時交換反応等、多核錯体特有の反応性を見出した。これは、橋架けケイ素、ゲルマニウム配位子の柔軟な配位構造に由来する新規に富む化学特性を見出した重要な研究成果である。
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