研究課題/領域番号 |
25410064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
野崎 浩一 富山大学, 理工学研究部(理学), 教授 (20212128)
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連携研究者 |
岩村 宗高 富山大学, 大学院理工学研究部, 講師 (60372942)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | リン光 / 白金錯体 / dd励起状態 / 活性化体積 / 圧力効果 / 熱失活 / 有機ガラス / 剛性効果 / 活性化エネルギー / 銅錯体 / ジシアノ金錯体 / 遷移金属錯体 / 金錯体 / dd状態 |
研究成果の概要 |
Pt(II)錯体は有機ガラス中でリン光状態の熱失活が著しく抑制され、高量子収率のリン光を示す。この抑制機構を解明するため、Pt(II)錯体のリン光状態の熱失活過程について、量子化学計算に基づき反応中間体の構造と反応経路を検討した。得られた計算結果と、実測の活性化エネルギーや活性化体積の値を比較することにより、Pt(II)錯体では、熱失活過程で特異な構造変化を起こしており、これが大きな剛性効果の原因であることを明らかにした。
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