研究課題/領域番号 |
25410085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小澤 健一 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (00282822)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 有機-酸化物接合界面 / エネルギー準位接続 / 双極子モーメント / キャリアダイナミクス / 光電子分光 / X線吸収分光 / core-hole clock分光 / 有機太陽電池 / 電荷移動 / バンドベンディング / 表面電気伝導度 / 四端子電気伝導測定 / 4端子電気伝導測定 |
研究成果の概要 |
有機分子薄膜と金属酸化物が接合界面を形成する系において,励起電荷キャリアの遷移時間に及ぼす有機分子の永久双極子モーメントの影響を検証した。シャトルコック型フタロシアニンとチタン酸ストロンチウムの接合界面を作製し,相互作用の大きさ,界面エネルギー接続,励起電子のフタロシアニンから酸化物への遷移時間を,光電子分光,X線吸収分光,およびcore-hole clock分光により決定した。その結果,接合界面を励起電子が横断する速度は,双極子モーメントが大きい分子ほど大きくなる傾向があることを示せた。しかし,界面相互作用の強さやエネルギー準位接続の方が,遷移時間により大きな影響を及ぼすことが示された。
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