研究課題/領域番号 |
25410093
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 直樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (10170771)
|
研究分担者 |
マーディー リチャード (MURDEY Richard) 京都大学, 化学研究所, 助教 (20447931)
|
連携研究者 |
吉田 弘幸 京都大学, 化学研究所, 助教 (00283664)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 有機エレクトロニクス / 有機半導体 / 薄膜 / 電極界面 / 構造 / 電子構造 / 電荷トラップ / 光伝導 / 薄膜構造 / 光電荷担体発生 / 量子収率 / トラップ状態 / 電荷注入障壁 / 有機半導体薄膜 / 整流特性 / ブロッキング電極 / 鉛フタロシアニン / トラップ準位 |
研究成果の概要 |
有機半導体エレクトロニクスの一層の発展のため個々のデバイスに囚われぬ共通性の高い基本的問題の解明を念頭に置き、有機半導体の薄膜と導電性基板との界面に関する構造・電子構造の特徴を、超高真空中で基板上に薄膜を調製しつつその電導性・光伝導性を「その場」観測する独自の手法を軸に精査した。その結果、有機半導体薄膜素子の電子物性制御には、電極対薄膜の物理パラメーターの検討だけでは足りず、界面の状態と薄膜中の電荷トラップの把握と制御が不可欠であると判った。また、未解決であった有機半導体の光伝導の内因性/外因性については、薄膜・電極界面の電子構造制御により選択可能なことも明らかにした。
|