研究課題/領域番号 |
25410104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
仙北 久典 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50241360)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 二酸化炭素の固定化 / 有機電解合成 / カルボン酸 / ベンジルアルコール / フェニル酢酸 / 炭素炭素結合形成 / マグネシウム陽極 / 一段階合成 |
研究成果の概要 |
電極からの電子移動還元反応を利用することにより、芳香環上にエステルやシアノ基などの電子求引性置換基を有するベンジルアルコールと二酸化炭素から、炭素数が一つ増加したカルボン酸を直接合成することに成功した。また、電子求引性基の位置はオルト位もしくはパラ位が必須であること、当該反応は第3級ベンジルアルコールでは収率が低下するが、第1級ならびに第2級のベンジルアルコールへの適応が可能であることを明らかとした。さらに、当該新規知見を既存の結果との一段階連続反応に応用することにより、炭酸ジベンジルの2つのベンジル基にそれぞれ二酸化炭素を固定化し、一段階で二分子の増炭カルボン酸を得ることにも成功した。
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