研究課題/領域番号 |
25410108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
清野 秀岳 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (50292751)
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連携研究者 |
吉江 尚子 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20224678)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 水素 / カチオン性複素環 / 錯体触媒 / 有機ヒドリド供与体 / ヒドロゲナーゼ / メタン生成 / 酸化還元反応 / 水素吸蔵 |
研究成果の概要 |
触媒を利用して水素分子をプロトンとヒドリドに分割し、ヒドリドをカチオン性含窒素複素環化合物で捕捉する反応を開発した。生成物は安定な有機化合物であるが、触媒存在下では有機ヒドリド試薬としてはたらき、プロトン化による水素ガス放出や、有機物の還元が可能であった。また、カチオン性複素環内において高度に求電子的となった炭素原子へヒドリドを付加することにより、温和な条件で一炭素ユニットの還元を進めた。この反応は、有機補酵素の補助の下で水素を使って二酸化炭素を還元する、生物的メタン生成の経路と関連するものである。
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